宮柊二 柊二初期及び『群鶏』論/佐藤通雅 著
柊書房
2012年8月23日発行/318頁
定価:(本体)3000円(税別)/
おそらくは知らるるなけむ一兵の
個人誌「路上」で五年余に渡り連載した宮柊二初期の作品を多くの資料をもとに丹念に辿った渾身の労作!
宮柊二生誕百年を記念する出版
(柊書房ホームページより引用)
目次
序 私的回想をまじえて
第一章 柊二初期
1 作品以前
2 父
3 「苦しい生い立ち」
4 「木蔭歌集」の時代(上)
5 「木蔭歌集」の時代(下)
6 「『若きかなしみ』歌稿ノート」(上)
7 「『若きかなしみ』歌稿ノート」(中)
8 「『若きかなしみ』歌稿ノート」(下)
9 『冬至集』
(1)『冬至』の成立
(2)詩篇
(3)「諦念集」
(4)短歌篇
第二章 『群鶏』論
1 序
2 「額縁屋の歌」
(1)「多麿」創刊号と「額縁屋の歌」
(2)「多麿網領」について
(3)「額縁屋の歌」
3 「悲歌」
(1)「悲歌」以前
(2)「悲歌」
4 『群鶏』の成立とその方向
5 「姉と瀬鳴り」まで
6 「昭和十四年」歌稿の問題(上)
7 「昭和十四年」歌稿の問題(下)
あとがき
主要参考文献
初出覚書
装幀 田口良明