路上第七十九号(1998年03月発行)

路上第七十九号表紙

路上第七十九号
(1998年03月発行) 136頁 800円

つぶて時評

  • 「十個の毒林檎」 増田まさみ
  • 「一九九八・個人的な年頭所感」 高橋秀明

試写室への招待

  • 『歌を読む悦び』 鈴木竹志
  • 『不思議の国のアリス』 夏木智
  • 『恋愛の解剖学』 寺田操
  • 『晩翠・省吾・亀之介』 菊地勝彦

短歌

  • 「青いひとみの拓哉 ~子供のためのミクロコスモス」 蝦名泰洋
    • 首詠「醜聞」 佐藤通雅

俳句

  • <連載三回>第二回
    • 「あの、八月の濡れた砂」 江里昭彦
    • 「トルコ紀行」 高澤晶子

  • 「果実記」 岬多可子

小説

  • 「ふたりのユキオ(下)」 渡辺毅

短歌評論特集

  • 「「海外詠」考」 ツァング実千代
  • 「現代都市詠の開拓者ー高安国世歌集『街上』をめぐる一考察」 児玉暁
  • 「寺山修司の三冊の歌集を読む」 河田育子
  • 「退屈文法入門ー荻原裕幸論ー」 山田消児
  • 「「アララギ」に思うこと」 鈴木竹志
  • 「戦後の「アララギ」誌を読む 文明選歌欄の再検討」 沢口芙美

評論

  • 「河瀬直美論のためにー相貌として立ち顕われる世界ー」 宇津美耀

連載評論

  • 「漂流する無意識(一)遍在する<死>のイメージ」 川喜田八潮
  • 「短歌極私史 第三章 『植物祭』『大和』『白鳳』のころ」 大和克子
  • 「宮柊二と渡辺直己の戦争詠(三)」 奥村晃作
  • 「岡井隆ノート<9>『土地よ、痛みを負え』論」 佐藤通雅