路上第六十二号
(1991年8月発行) 134頁 800円
つぶて時評
- 「困ったものである」 時田則雄
- 「男のカミシモ」 岩瀬成子
つぶて通信
- 「第一信「目的別名曲大系」のこと」 佐藤通雅
短歌
- 「白湯」 雨宮雅子
- 「合歓と荒縄」 伊藤一彦
- 「LUNACY」 佐藤祐三子
- 首詠
- 「麦秋篇」 佐藤通雅
俳句
- 「場所II」 研生英午
- 「新動物記」 仲本彩泉
詩
- 「おお乾杯」 菊地勝彦
- 「苦行」崔龍源
戯曲
- 「鳥人記異聞―ベイベイブルース―(第一幕)」 伊東竜俊
特集 短歌評論家 菱川善夫への拳辞
- 「雄の剃刀への思い」 冨士田元彦
- 「焦慮に傾斜する批評―八〇年代の批判的菱川善夫論―」 細井剛
- 「<拳辞>としての三つの視点」 三枝昂之
- 「批評という<劇>薬」 谷岡亜紀
- 「<世界より私が大事>―『私という剣』 小論鈴木竹志
試写室への招待
- 『「の」の音幻論』 樋口覚
- 『吉本ばなな論』 松本孝幸
- 『匠の旅人』 丹羽一彦
評論
- 「非在のテクストへ」 山下雅人
- 「宗教者たちの憂鬱」 夏木智
連載評論
- 「映画の中の子ども(2)老人と子ども、あるいは幽霊ばかりなり」 武田秀夫
- 「美人論批判(上)」 高野幸雄
- 「古田武彦X=終章古田武彦・自己を語るー高校時代まで」ー聞き手 松崎健一郎
- 「現代文化考(四)受容性の構造(中) 」丹羽一彦
- 「岡井隆ノート<0>ノートをはじめるための前提」 佐藤通雅