路上第五十四号
(1988年6月発行) 一四二頁 700円
路上
- 教育への視座1 遊戯論 佐藤通雅
短歌
- 田園の日々と楽しみ 紀野恵
- 夜の柑橘 三枝浩樹
- 春の雄鹿 青井史
- 十七歳 ―島にて― 大津ひろみ
- クラッシュ 加藤治郎
- 冬しぐれ 上妻朱美
- 藁の馬 岡口茂子
- 青鞜 佐藤通雅
詩
- 危険な時間 菊地勝彦
- 二月の告核 佐々木陽
一頁時評
- 「遠い夜明け」を見た日 道浦母都子
- <釈迦の手の平上の科学> 永田和宏
- 自己批評 人生の行楽は勉強にあり 宮崎芳彦
- 平原を見渡しながら 齋正弘
評論
- 四十代歌人の現在 三枝昂之
- 学校の隅っこにて 白銀一則
- 私たちの会話から マンガは時代を反映し、マンガは時代に影響を与える 光谷美喜子
試写室への招待
- 『吐魯番の絹』 道浦母都子
- 『弾む言葉・俳句からの発想』 坪内稔典
- 「『歌人上田秋成』余滴」 五所美子
- 『あわて山の大男ハチマント』 小野寺悦子
- 「花より殺し『侵犯する演戯』」 北川透
連載評論
- オーガズムと快楽の意味1 高野幸雄
- 古田武彦讃VI 松崎健一郎
- 俳句入門(二) 仁平勝
- <現在>を読む(二)村瀬学・論 丹羽一彦
- 文明選歌欄と現代短歌(三) 鈴木竹志
- 短詩型文学の現在<5>連写集 解体する性、そして… 佐藤通雅