lastupdate:2017.11.02

「路上」第119号、発刊。

これまでの「路上」新刊のご案内一覧

☆路上第119号(2011年4月10日発行)152頁 ご案内☆


路上118号

いよいよ「路上」も終盤に近づきました。119号で、一般の原稿掲載もおわりとなります。
 というわけで、内容ももりだくさんになり、160ページで組むことになりました。3月8日には編集も終わり、印刷所に入りました。いつものように予定にしたがって、進行し、4月10日には刊行となるはずでした。
 ところが、3月11日14時46分、突然大震災に見舞われ、私どもの生活はもとより、印刷所も製本所も宅配業者も、完全にストップしてしまいました。地震、津波、原発事故の三重苦が重なり、東日本はマヒし、死者・行方不明者がおびただしい数になります。その余波は、現在もつづいています。
 こういうなかで、可能な限りの作業をつづけ、一か月近くおくれましたが、やっと119号を出すことができました。
 私も急きょ、余白をとって「11・3・11手稿」を書き、被災した日々の思いをつづりました。
 今回の執筆者にも、被害を受けられた方は何人もいます。「往還」の三原由起子さんの実家は、福島県浪江町、ご家族が避難せざるをえなくなり、目下米沢にくらしています。
 島尾敏雄論の佐藤順次郎さんは、石巻在住、津波が庭にまで入り込み、きわめて危ういところでした。
 俳句の高野ムツオさんは、多賀城在住、やはり津波が、かなり近くまで押し寄せました。
 私のほうも、なにかと手助けしてきた叔父がショックで急逝、ガソリンのないなか、病院、葬祭会館、火葬場を駆け回り、なんとかすませることができました。
 そのほか、購読者の方々も家屋破壊、流出の被害を受けておられます。いまなお連絡のとれない方もいます。

 こういうあわただしいなかでの発行となりました。「路上」にとっては、創刊号に匹敵するほどの記念すべき号になりました。
 次号は第一期最終号となります。総目次、執筆者名簿などをまとめて、しめくくりにします。8月中には刊行の予定です。
 なお、それ以降は規模を縮小した個人誌形式で、継続していく予定です。第一期で表現欲がおわったわけでなく、それどころか、これまでになく炎上しているというのが正直なところです。



<短歌>
一関忠人、 三井ゆき、 晋樹隆彦、 花山多佳子、 岡崎康行、 川野里子、 岩崎聰之介
100首詠 佐藤通雅

<俳句>
江里昭彦、 高野ムツオ

<詩>
玉田尊英、 岬 多可子
「小中英之短歌紀行 七、海は世界をめぐる」 天草季紅

賢治短歌鑑賞「ぴゃこ塾」7、8回
 石川美南、内山晶太、五島 諭、花山周子、盛田志保子


<評論>
「二冊の歌集」鈴木竹志
「とし子の『死』」和久井洋子
「口語短歌と革新」岡部隆志 「資料紹介・結城哀草果の短歌指導」錦 仁 「島尾敏雄『死の棘』に至る陥穽―わかっていても墜ちていった」佐藤順次郎 「宮柊二(13)」佐藤通雅

「往還集」 佐藤通雅 三原由起子

<エッセイ>
「パリネオ通信」(20)倫子


●定価 1000円(送料もふくむ)

代金は後払いです。お問い合わせページのメールフォームから送信していただくか、メールアドレス新メールアドレスへお問い合わせください。お申し込み順に、お送りします。在庫切れになったときは、ご容赦ください。

本のご紹介

賢治短歌へ

佐藤通雅著書「賢治短歌へ」表紙

賢治短歌へ
佐藤通雅
洋々社

歌集 予感

クレバスとしての短歌

歌集 予感
佐藤通雅
角川短歌叢書
角川学芸出版 編

定型論・歌人論

クレバスとしての短歌

クレバスとしての短歌
佐藤通雅
ながらみ書房

佐藤通雅間奏歌集

パリの日々

『草案』
佐藤通雅
路上叢書3
路上発行所 版

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