【往還集146】26 「脈」

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またまた悲報について書かなければなりません。
京都の三月書房といえば知る人ぞ知る、長年腰を据えてきた書店です。
そこから発信されるメールに「12月9日、比嘉加津夫氏逝去」とありました。
比嘉氏は1944年沖縄の久志村(現名護市)生まれ。個人編集誌「脈」を発行してきました。
最初のころは30頁ほどの小誌でしたが、途中から共同編集の形になり、160頁前後の厚さになりました。
近号は2019年11月発行の103号です。
その「編集後記」に「比嘉が編集責任から降りた場合のことなど考えたりしている」とある。
なんだか変な書き方だなあと思ったのですが、すでに病を抱えていたのかも知れません。
こうして1960年代・70年代に起ち上げられた個人編集誌はつぎつぎに幕を降ろしていく。
そのたびに映画「旅芸人の記録」の最後の場面のように拍手をもって健闘を讃え、訣れとしてきました。
(12月11日)

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このページは、管理者が2019年12月11日 11:16に書いたブログ記事です。

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