【往還集146】25 中村哲氏・続

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イーハトーブ賞のときはもっと大変でした。「宮沢賢治の名において顕彰されるにふさわしい実践的な活動を行った個人または団体」が賞の趣旨です。
推薦されてくるのは国内外に広がる。
ある年、「中村哲」の名が上ってきました。〈アフガンで医師、井戸を掘る〉ぐらいの情報しかない私たちは既刊の本や映像を集め、時間をかけて検討しました。
そして2004年に賞を受けていただくことになりました。
そもそも候補に上るのは、賞の域など超える方たちがほとんど。
おそるおそる「賞を受けていただけませんか」と打診するのです。
さいわい大抵の方が「賢治の名のある賞なら」と、受けてくれます。
授賞式当日中村氏は緊急事態が生じて帰国できませんでしたが、以来私自身もペシャワール会に入会しました。
そして次第にこの事業はノーベル平和賞以上だと確信するようになりました。
そういう矢先の、突然の悲報でした。
(12月5日)

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このページは、管理者が2019年12月 5日 11:16に書いたブログ記事です。

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