【往還集146】23 子どもの日の体験・続

■■■路上通信(HOME)■■■

252頁にも及ぶこの本をわずかのスペースではとても紹介できません。関心の湧いてきた方はどうか実物をご覧ください。ここでは子どものときの体験について、自分の場合を記すに留めます。
1945年8月15日といえば日本敗戦の日で、私は2歳7か月。この前後に見聞したことが以後今にいたるまで生きつづけています。
第1、町内の人たちと道路に並んで出征兵士を送ったこと。
第2、白い襷の掛けられた骨壺を迎えに停車場へ行ったこと。
第3、新聞を広げていた祖父が「広島さ新型爆弾が落どされだ!」と告げたこと。
第4、正午のラジオに正座した家の人や近所の人が、神妙な顔をして聞き入っていたこと。

これらの情景は、どういうことであるのかわからなかった。しかししだいに世の中の事も見えるようになるにつれ、記憶の底に貼りついた事柄は、いよいよ輪郭鮮明になり、現在もなお生きつづけているのです。
(11月8日)

このブログ記事について

このページは、管理者が2019年11月 8日 11:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「【往還集146】22 子どもの日の体験」です。

次のブログ記事は「【往還集146】24 中村哲氏」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ