【往還集145】14 ここにも世界が

■■■路上通信(HOME)■■■

「往還集」前号に私の前立腺がんのことは書きました。
その後東北大学病院の泌尿器科で改めて診てもらい、IMRT(強度変調放射線療法)でやっていきましょうという方針になりました。
がんの部分に金マーカーを埋めこみ、39回通院して放射線を当てるという治療法です。 
思いがけず大きな総合病院へ行くことになりましたが、それは新たな世界へ足を踏み入れる気分でもありました。
診察を待つ間イスに座っていると、医師・看護師・患者のみならず事務員・掃除夫その他がつぎつぎと往来する。理容室・レストラン・コンビニ・ウイッグ店・郵便局などなどもある。
つまり、この建物ひとつに人間の世界が凝縮されている。
全くないのは、寺院・葬儀関係だけかも。

「そんなこと、当たりまえじゃないか、お前さんは患者として来ているのに、呑気に珍しがっている場合じゃないだろ

と、今わが身を叱ったところです。
(6月19日)

このブログ記事について

このページは、管理者が2019年6月19日 16:28に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「【往還集145】13 『蜜蜂と遠雷』から」です。

次のブログ記事は「【往還集145】15 必死に」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ