【往還集144】18 国籍の問題

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テニスに通り一遍の関心しか持っていない私も、夕べの全豪オープン女子シングルスには釘付けになりました。
チエコのクビドバの長身といい眼光といい、若き大坂なおみの太刀打ちできるところではない。
――と思っていたら、大熱戦の末の大勝利。マスコミならずとも「新しい時代がはじまった!」
と絶賛したくなります。
が、「東洋・日本で最初の世界ランキング1位」
と語りたがるマスコミの口吻には、どうしても違和感を覚えてしまう。
なおみさんの父親はハイチ出身、母親は日本出身ですが3歳でアメリカに移住し、現在も生活の本拠地は向こうになっている。
そういうとき、はたして本人が自分の出身を東洋・日本・大阪と意識するかどうか。
なおみさんの容貌がたまたま東洋人のわくにおさまらないから、そういう疑問が出るともいえますが、スポーツと国籍の問題は、根強く根深くありつづけてきたことでもあります。
(1月27日)

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このページは、管理者が2019年1月27日 21:55に書いたブログ記事です。

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