2018年12月アーカイブ

【往還集144】10 日米安保

60年安保闘争が頂点に達したのは1960年、高校3年生のときでした。
放課後には社会科の先生を講師にお願いして自主講座を開きました。
当時の岩教組(がんきょうそ)は最強でしたから、先生たちも進んで講義してくれました。安保は不平等条約である、戦争にも巻きこまれかねないと力説してくれました。
以来の安保。
米軍が好き勝手に日本本土を使い、事件が起きても犯人を本国へ送り返す、多額の武器も売りつける、しかも安保は憲法よりも上位にある。
このような異常事態がなぜ今日までつづいているのかという憤懣が、棘となって刺さり続けてきました。
矢部浩司『知ってはいけない』1、2巻(講談社現代新書)は、岸内閣時代にCIAから巨額の資金援助があったこと、密約があったことを客観的事実に基づいて解き明かしています。
そういうことだったのか!
この師走の私をもっとも夢中にさせた本です。
(12月12日)

【往還集144】9 免許更新

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▲宮城県免許センターのガランとした内部。ここに土、日曜日はどっと押し寄せる。

講習の終わった私は日をおかず免許更新に行ってきました。
運転免許センターは車で40分ほどの所にあります。
これまでも3~4年おきにやっているのですが、入ったとたんのだだっ広さと無数の人の蠢きにはいつでも独得の気分に襲われます。 
ついさっきまでの係累が一瞬にして剥奪され、ただの無力なひとりとして放り出された気分。
受付の窓口を見付け、長い列の1人となる。それがすむと視力検査やら写真撮影やら講習やらへと誘導される。
どこに行っても長蛇の列。誘導の係員はいますがほとんどが無愛想で、家畜でも追い立てるよう。
私は「禁じられた遊び」のラストシーンをよく連想します。
両親を失い、農家に引き取られていたポーレットが、べつの施設に連れて行かれることになる。
ごったがえす駅で待っているちょっとしたすきに、ミシエルを探して群衆のなかへ紛れこんでしまうという、あのシーンを。
(12月10日)

【往還集144】8 高齢者講習・続

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▲13枚の絵を記憶するテスト。

講義が終わると認知症検査です。
まず今日の年月日を記入。
13個の略画を見て何の絵か声を出して答える。
時計の文字盤を書き、先生の指定した時間を針で記入。
それが終わるとさきに見た絵が何だったのかすべて記入する。
ここに来て私は13の内6つだけしか思い出せないことにあわてる。
しかしつぎの頁を開くと「体の一部」「果物」などのヒントがある。それによってやっと全部埋めることができた(当日の問題とすっかり同じではありませんが略画を例示します。皆さんも声に出して読んだのち10分後に答えてみてください)。
視覚機能検査は動態視力、夜間視力、視野の3種類。
最後は外に出て運転実習。いつの間にか付着した癖を指摘してくれます。
このようにびっしりとつまった講習で、終了と同時にへたーっと疲れを覚えました。
これだけの講習に耐えられなくなったときが、免許の返上時というわけなのです。
(12月9日)

【往還集144】7 高齢者講習

運転免許証更新に伴う高齢者講習に行ってきました。
3年に1度、今回で2回目。
すでに体験済みの方もおられるでしょうが、まだの方も多いと思いますので、模様を紹介します。
まず公安委員会から「更新には講習が必要」
の通知書が届く。「混み合うので早めに予約を」
という注意書きもある。さっそく前回と同じ仙台赤門自動車学校に電話したら、早くても数カ月後の12月8日しかとれないとのこと。やむをえずその日(つまり昨日)にしたのですが、ここでまず疑問。
更新のために必要だというならなぜ講習専門所を設けないのだろうか、自動車学校に押し付けるのでは学校も迷惑。
さて車を駐車場に停めて講習室に入る。受講生は自分と同年代の男性の2人だけ。1時20分にはじまり、実習をふくめて終了は夕闇迫る4時でした。
この間担当の先生は全く手を抜くことのない、内容のつまった講義をしてくれました。
(12月9日)
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