【往還集140】35 最後の書かも

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今年の3月に歌集『連灯』と、評論集『宮柊二『山西省』論』をほぼ同時刊行しました。『連灯』は「短歌研究」に連載したのを中心にまとめ、3月に出す予定となっていました。『山西省論』も「路上」に連載していたのが完結したので、たまたま同時期に出すことになったのです。ところが私は前立腺がんPSAに引っかかり、1月からホルモン療法に入りました。時を同じくして2つのゲラが届いたので、場合によってはこれが最後の書になるかもと覚悟しながら校正を進めたのです。以来1年になろうとしてPSAの数値は下がり安定しつつありますが、生の時間に限度があることを自覚する機会ともなりました。最近は、もしまだ時間がのこされているなら、宮柊二論3部作として『小紺珠』論をやりたいと思いはじめています。けれど知力、体力がどれだけあるか、それが問題。「どうなんだい?」とわが身に打診中です。
(12月31日)

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このページは、管理者が2017年12月31日 18:41に書いたブログ記事です。

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