【往還集139】35 「障がい」

■■■路上通信(HOME)■■■

「障害」でなく「障がい」が目につくようになったのは去年あたりから。
意図はわかる、「害」は人権侵害にあたるからダメと声があがり、ふむふむなるほどと公的機関が同調する。
けれど長年通用してきた「障害」が何の断りもなく替えられ、「障害」を使うとはけしからんみたいな風潮になるのは、おもしろくない。
「害」が悪いなら「障」はどうなのか、どうせならべつの用語を作ろうではないかと、どうして話は進まなかったのでしょう。
オリンピックが近づくにつれて「オリンピック・パラリンピック」を語ることが多くなってきました。
まるで「パラリンピック」を付け足したように。
そこに潜在するのは、無意識の差別。
全ての人は障害を負う可能性があるーーを前提とすればオリンピック選手といえどもパラリンピック選手の〈二軍〉です。
その観点があれば、上下関係でなく陸続きにすぎないと発想できるようになる。
(7月26日)

このブログ記事について

このページは、管理者が2017年7月26日 19:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「【往還集139】34 「アカナワ」・続」です。

次のブログ記事は「36 「慰安士」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ